平成21年度 秋期 午前 問66
経営戦略
CSRの説明
CSR の説明として,適切なものはどれか。
- ア企業が製品やサービスを販売する場合は,環境負荷ができるだけ小さいものにする。
- イ企業が法律,規則などのルールに従って活動する。
- ウ企業が自ら業務の適正を確保するための体制を構築していく。
- エ企業は組織の決定や活動が社会や環境に及ぼす影響に責任をもつ。
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✓ これが正解エ企業は組織の決定や活動が社会や環境に及ぼす影響に責任をもつ。
解説
会社の決めや行いが社会や環境に及ぼす影響を自ら引き受ける考えです。
CSRは、企業の社会的責任と訳される言葉です。会社の存在は、株主や社員の利害だけで閉じておらず、地域や取引先、環境や次の世代までを含めた広い場に、影響を与え続けています。CSRの考え方は、その影響の広がり全体を見て、会社が自分の意思決定と活動の結果を引き受ける、という姿勢を指します。特定の分野に絞った取り組みや、法令に従うことだけに縮めた話ではなく、影響を及ぼす範囲全体に対して、責任の範囲を広く取り直すのが、この語の要点にあたります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア企業が製品やサービスを販売する場合は,環…:企業が製品やサービスを販売する場合は、環境負荷ができるだけ小さいものにすると述べています。これは環境配慮という一つの分野に絞った話で、社会や環境への影響を広く引き受ける考えとは、範囲の広さが違います。
- イ企業が法律,規則などのルールに従って活動…:企業が法律、規則などのルールに従って活動すると述べています。これは決められた枠の中で行いを合わせるコンプライアンスの考えで、影響を及ぼす範囲全体に責任を広げる考えとは重ならない部分があります。
- ウ企業が自ら業務の適正を確保するための体制…:企業が自ら業務の適正を確保するための体制を構築していくと述べています。これは内部統制と呼ばれる、社内での仕組み作りの話で、社会や環境への影響まで引き受ける外向きの考えとは、対象が違います。
この問題の用語
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
出典:平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問66
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