平成24年度 秋期 午前 問53
プロジェクトマネジメント
EVMに関する問題
プロジェクト管理においてパフォーマンス測定に使用する EVM の管理対象の組みはどれか。
- アコスト,スケジュール
- イコスト,リスク
- ウスケジュール,品質
- エ品質,リスク
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✓ これが正解アコスト,スケジュール
解説
EVM が測るのはコストとスケジュールです。
EVM は出来高管理とも呼ばれ、作業の進み具合をいったん金額に換算してから測る手法です。ですから対象になるのは、金額という同じ物差しに載せられるものだけで、それがコストとスケジュールの二つです。使う値は三本あります。その日までに終わっている予定の作業を金額に直した計画価値、実際に終わった作業を同じ物差しで金額に直した出来高、そして実際に使った金額である実コストです。出来高から計画価値を引けば予定より進んでいるかが分かり、出来高から実コストを引けば予算より多く使っているかが分かります。進み具合が八割ですという自己申告は人によって基準が違いますが、終わった作業の金額に置き換えれば、その曖昧さが消えます。残る三つには、この物差しに載らないものが混ざっています。どちらの語が載らない側なのかを、記述ごとに確かめてください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イコスト,リスク:前半は確かに対象ですが、後半が外れます。起こるかどうか分からない事象の影響は、終わった作業を金額に直した値には表れませんので、別の管理の領分として扱うことになります。
- ウスケジュール,品質:前半は対象に含まれます。しかし後半の出来ばえは、上限と下限を引いた図などを使って別に測るものであり、金額に換算した値からは読み取れませんので、この組みにはなりません。
- エ品質,リスク:二つとも対象の外です。どちらもプロジェクトでは重要な管理項目ですが、終わった作業を金額に直すという物差しには載りませんから、この手法で測ることはできません。
この問題の用語
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
- スケジュール作業の順序と日程を決めた計画のことをいいます。作業の前後関係から日程を組み立てるには、PERTが向いています。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問53
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