平成21年度 秋期 午前 問70
経営戦略マネジメント
CRMの説明
CRM を説明したものはどれか。
- ア卸売業者・メーカが,小売店の経営活動を支援してその売上と利益を伸ばすことによって,自社との取引拡大につなげる方法である。
- イ企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の高効率化を図るための手法である。
- ウ企業内のすべての顧客チャネルで情報を共有し,サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め,顧客ロイヤルティの最適化に結び付ける考え方である。
- エ生産,在庫,購買,販売,物流などのすべての情報をリアルタイムに交換することによって,サプライチェーン全体の効率を大幅に向上させる経営手法である。
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✓ これが正解ウ企業内のすべての顧客チャネルで情報を共有し,サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め,顧客ロイヤルティの最適化に結び付ける考え方である。
解説
顧客との関係を深めて満足度を高める考えです。
CRM は、企業が顧客と接するあらゆる窓口で情報を分け合い、応対の水準をそろえて引き上げることで、顧客の満足と長い付き合いにつなげようとする考え方です。窓口ごとに応対がばらつくと、同じ相手に何度も同じ説明をさせることになるため、情報を一つに束ねる点が要になります。見分けるときの軸は、その説明が誰との関係を良くしようとしているかを読むことです。売り場を担う取引先なのか、自社の内側の資源なのか、仕入れから届けるまでの連なりなのか、それとも買い手そのものなのかで、四つは向いている先が違います。設問が求めているのは、買い手との接点を主役に置いた説明です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア卸売業者・メーカが,小売店の経営活動を支…:卸や製造の側が小売の店を支援し、その伸びを通じて自社との取引を広げるという説明です。向いている先が販売を担う取引先なので、買い手一人ひとりとの接点の話ではありません。
- イ企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画…:社内のヒト・モノ・カネをまとめて計画し管理して、経営の効率を上げる手法の説明です。見ているのは自社の内側であり、買い手との関係を深めることを目的にしていません。
- エ生産,在庫,購買,販売,物流などのすべて…:仕入れから届けるまでの情報をその場でやり取りし、供給の連なり全体の効率を上げる手法の説明です。つないでいるのは取引の流れであって、応対の水準を主役にはしていません。
この問題の用語
- サプライチェーン原材料から製造、販売、顧客に届くまでつながった一連の流れです。全体を見渡して管理すると、在庫の削減や納期の短縮につながります。
出典:平成21年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70
同じ用語が出る問題
- 平成29年度 秋期 午前 問69(サプライチェーン)
- 平成29年度 春期 午前 問39(サプライチェーン)
- 平成25年度 春期 午前 問70(サプライチェーン)
- 平成24年度 春期 午前 問65(サプライチェーン)
- 平成22年度 秋期 午前 問70(サプライチェーン)
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