平成23年度 秋期 問95
プロジェクトマネジメント
クリティカルパスに掛かる日数
〔中問B・商品販売システムの開発〕〔マネジメント〕A さんは,〔A さんが書き出したメモ〕の(4)の作業を,テスト 1 〜 4 とテスト報告書作成という小作業項目に分解し,それぞれの日数と依存関係を表 1 にまとめた。この作業のクリティカルパスに掛かる日数は何日か。
〔表1 小作業項目に掛かる日数と小作業項目の依存関係〕
| 小作業項目 | 日数 | 先行する小作業項目 |
|---|---|---|
| テスト 1 | 3 | なし |
| テスト 2 | 4 | テスト 1 |
| テスト 3 | 2 | なし |
| テスト 4 | 5 | テスト 1,テスト 3 |
| テスト報告書作成 | 2 | テスト 2,テスト 4 |
- ア7
- イ8
- ウ9
- エ10
答えと解説を見る
✓ これが正解エ10
解説
先行が二つあるときは遅いほうに合わせるので、十日でした。
先に済ませる作業がそろって、次へ進めます。だから先行が二つあるときは、遅いほうに合わせました。一つ目の試しは先行が無く、三日で終わります。三つ目の試しにも先行が無く、二日で終わりました。二つ目は一つ目の後なので、三に四を足して七日です。四つ目には、一つ目と三つ目の両方が先行します。遅いほうは三日なので、五を足して八日でした。報告をまとめる作業には、二つ目と四つ目が先行します。遅いほうは八日なので、二を足して十日になりました。だから十を挙げた肢が当たり、クリティカルパスと呼ばれます。九を挙げた肢は、四つ目が三つ目だけを待つ形でした。八を挙げた肢のほうは、報告の二日を足し忘れています。七を挙げた肢は、二つ目を通る道だけを見た形でした。先行が複数あるときの合わせ方が、唯一の分かれ目です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア7:七を挙げた肢が、こちらのほうです。一つ目から二つ目へ進む道の長さになります。三に四を足せば、確かにこの数でした。ところが四つ目を通る道のほうが長いのです。報告も残ります。見た道が違いました。報告の分を足しません。
- イ8:八を挙げた肢が、こちらに当たります。四つ目までの長さは、確かにこの数です。けれども報告をまとめる作業が残っていました。二日を足さねばなりません。手前で止めた形です。最後が抜けました。最後の二日が抜けています。二を足します。
- ウ9:九を挙げた肢が、こちらに当たります。三つ目から四つ目へ進むと読んだ形でした。二に五と二を足せば、確かにこの数になります。ところが四つ目は、一つ目も待たねばなりません。三日目からになります。遅いほうに合わせます。一つ目も待ちます。
この問題の用語
- クリティカルパス全体の日数を決めている、余裕のない作業のつながりのことです。ここが遅れると全体が遅れるので、重点的に管理します。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問95(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
同じ用語が出る問題
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- 令和7年度 問41:クリティカルパスに関する問題(クリティカルパス)
- 令和6年度 問41:アローダイアグラムに関する問題(クリティカルパス)
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