プロジェクトマネジメント
この単元には 10問あります。くり返し出ているものから並べています。
期限のある仕事を、分解して図に置き換える
プロジェクトとは、達成すべき目的があり、期限が決まっていて、独自の成果物を作る活動のことです。毎日くり返される定常業務と対比すると性格がはっきりします。始まりから終わりまでの流れをプロジェクトライフサイクルといいます。
最初にやることは、何をどこまで作るのかという範囲を決めることです。この範囲をスコープといい、決めた範囲の作業を大きなまとまりから小さな作業へ階層に分けていく手法がWBSです。分けきったところが日程や担当を割り当てる単位になります。
日程は図に置き換えて考えます。作業の前後関係を矢印でつないだものがアローダイアグラムで、これを使って所要期間を見積もる技法がPERTです。始めから終わりまでで最も時間のかかる経路をクリティカルパスといい、ここが延びると全体が延びます。実際の作業を伴わないが順序だけを示したい箇所には、ダミー作業を置きます。各作業の期間を横棒で表すガントチャートは、進み具合を見るのに向いています。
プロジェクトには、成果や進め方に利害や関心をもつ人たちがいます。これをステークホルダと呼び、全体の責任をもって進めるのがプロジェクトマネージャです。
この単元で出た問題
- あるプロジェクトの日程計画をアローダイアグラムで示す。クリティカルパスはどれか。
- ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBSを作成する目的として,適切なものはどれか。
- ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBS(Work Breakdown Structure)を使用する目的として,適切なものはどれか。
- プロジェクトに関わるステークホルダの説明のうち,適切なものはどれか。
- プロジェクトの日程計画を作成するのに適した技法はどれか。
- プロジェクトライフサイクルの一般的な特性はどれか。
- 図のアローダイアグラムで表されるプロジェクトは,完了までに最短で何日を要するか。
- 図のアローダイアグラムにおいて,プロジェクト全体の期間を短縮するために,作業A〜Eの幾つかを1日ずつ短縮する。プロジェクト全体の期間を2日短縮できる作業の組みはどれか。
- 工程管理図表に関する記述のうち,ガントチャートの特徴はどれか。
- 組織が実施する作業を,プロジェクトと定常業務の二つに類別するとき,プロジェクトに該当するものはどれか。
正解と解説は演習画面で、解答したあとに表示されます。
年度から解く
この単元の問題は 8年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのはサンプル問題(新制度)です。年度から選ぶと、回ごとにまとめて解けます。