平成25年度 秋期 午前Ⅱ 問1
サービスマネジメントシステムの計画及び運用
サービスパイプラインに関する問題
ITILのサービスストラテジ段階で管理するサービスポートフォリオの構成要素のうち,サービスパイプラインに収録されるサービスはどれか。
- ア開発が完了し,顧客に提供することが可能なサービス
- イ今後,段階的に停止されたり,取り消されたりするサービス
- ウサービスオペレーション段階で実行されているサービス
- エ将来提供する予定である開発中のサービス
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✓ これが正解エ将来提供する予定である開発中のサービス
解説
サービスパイプラインは、将来提供する予定の開発中のサービスを収めます。
ITIL のサービスストラテジ段階で扱うサービスポートフォリオは、サービスがライフサイクルのどこにいるかによって三つに分かれます。検討中や開発中で、まだ顧客に提供していないサービスを収めるのがサービスパイプラインです。顧客に提供している、または提供できる状態のサービスはサービスカタログに、提供をやめた、あるいはやめていくサービスは廃止済みサービスの区分に収めます。将来に向けて準備している段階のサービスを述べているのは、開発中のサービスという記述だけなので、これが正解です。パイプラインは未来、カタログは現在、廃止済みは過去と、時間の向きで三つを並べて覚えると取り違えにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア開発が完了し,顧客に提供することが可能な…:開発を終えて顧客に提供できる状態のサービスは、すでに提供可能な一覧であるサービスカタログに載る側です。まだ準備の途中にあるものを収めるサービスパイプラインとは、ライフサイクル上の段階が違います。
- イ今後,段階的に停止されたり,取り消された…:段階的に停止したり取り消したりするサービスは、提供を終える側のものです。サービスポートフォリオでは廃止済みサービスとして扱う区分にあたり、これから提供するサービスを集めるパイプラインとは向きが逆です。
- ウサービスオペレーション段階で実行されてい…:サービスオペレーション段階で実行中のサービスは、いま顧客に提供している稼働中のサービスです。これはサービスカタログで管理する側であり、将来に向けて準備中のサービスではありません。
この問題の用語
- サービスカタログ提供するITサービスの内容や条件をまとめて示した文書のことです。SLAとともに、サービス提供者が文書化して維持する義務を負います。
出典:平成25年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問1
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問4:プラクティスの目的(サービスカタログ)
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問3:SLAに関する説明(サービスカタログ)
- 令和元年度 秋期 午前Ⅱ 問4:SLAに関する問題(サービスカタログ)
- 令和元年度 秋期 午前Ⅱ 問3:サービスカタログに関する問題(サービスカタログ)
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