平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問11
経営戦略手法
成長マトリクスに関する問題
アンゾフの成長ベクトルにおいて,Bの戦略を表すものはどれか。
アンゾフの成長ベクトル:
| 市場\製品 | 既存 | 新規 |
|---|---|---|
| 既存 | A | B |
| 新規 | C | D |
- ア市場開発戦略
- イ市場浸透戦略
- ウ製品開発戦略
- エ多角化戦略
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✓ これが正解ウ製品開発戦略
解説
既存の市場に新しい製品を投入するBは、製品開発戦略です。
アンゾフの成長ベクトルは成長マトリクスとも呼ばれ、市場と製品をそれぞれ既存と新規に分けた2×2のマスで成長の方向を整理します。表では行が市場、列が製品で、Bは市場が既存、製品が新規のマスです。既存の顧客や市場に新しい製品を投入して成長を図るので、製品開発戦略に当たります。残りのマスは、既存市場に既存製品で浸透を深めるA、既存製品で新しい市場を開くC、新しい市場に新しい製品で進出するDです。見分ける軸は、戦略の名前に新規になる側が表れていることです。製品が新しければ製品開発、市場が新しければ市場開発、両方新しければ多角化、どちらも既存なら市場浸透、と対応させると、マスの位置から名前を導けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア市場開発戦略:市場開発戦略は、既存の製品を新しい市場へ投入する戦略で、表では市場が新規、製品が既存のCに当たります。新しくなるのが市場の側なので、製品が新規になるBとは位置が異なります。
- イ市場浸透戦略:市場浸透戦略は、既存の市場で既存の製品の販売を伸ばす戦略で、表では両方とも既存のAに当たります。広告の強化や購入頻度の向上などで今の市場での占有率を高める方向であり、新しい製品は伴いません。
- エ多角化戦略:多角化戦略は、新しい市場に新しい製品で進出する戦略で、表では市場も製品も新規のDに当たります。製品だけが新しいBよりも既存事業からの距離が大きく、リスクも高い方向です。
出典:平成23年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11
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