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令和6年度 北海道 午後 問58

医薬品の適正使用・安全対策

医薬品副作用被害救済制度の問題

医薬品副作用被害救済制度に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 給付の種類としては、医療費、医療手当、障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一時金及び葬祭料があり、すべて請求期限が定められている。

b 一般用検査薬を適正に使用したにもかかわらず、健康被害を生じた場合は救済制度の対象となる。

c 一般用医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求に当たっては、医師の診断書、要した医療費を証明する書類(受診証明書)等のほか、その医薬品を販売等した薬局開設者、医薬品の販売業者が作成した販売証明書等が必要となる。

d 日本薬局方に収載されている医薬品はすべて救済制度の対象となる。

(肢は a b c d の順の正誤)

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✓ これが正解4誤 誤 正 誤

解説

cだけが正しく、請求期限のない給付があり、検査薬等は対象外。

医薬品副作用被害救済制度の給付の種類と対象となる医薬品(手引き第5章 医薬品の副作用等による健康被害の救済)で判断します。

aは誤りです。給付の種類は、医療費、医療手当、障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一時金及び葬祭料ですが、すべてに請求期限があるわけではありません。障害年金と障害児養育年金には請求期限がなく、ほかの給付には請求期限が定められています。bも誤りです。要指導医薬品や一般用医薬品のうち、殺虫剤・殺鼠剤、殺菌消毒剤(人体に直接使用するものを除く)、一般用検査薬、一部の日本薬局方収載医薬品(精製水、ワセリンなど)は救済制度の対象外で、一般用検査薬を適正に使用して健康被害が生じても対象になりません。cは正しく、一般用医薬品の副作用被害の救済給付を請求するときは、医師の診断書、要した医療費を証明する書類(受診証明書)などのほか、その医薬品を販売等した薬局開設者や医薬品の販売業者が作成した販売証明書などが必要です。dは誤りで、精製水やワセリンなど一部の日本薬局方収載医薬品は対象外です。

よって、a誤・b誤・c正・d誤とする組み合わせが正解です。覚え方として、対象外になるのは、人体に直接使わないものや副作用がほとんど考えられないもの、と理由で覚えると、検査薬や精製水・ワセリンが外れることを判断できます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問58(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。

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