令和7年度 北海道 午後 問6
人体の働きと医薬品
房水に関する問題
目に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 涙液には、角膜に酸素や栄養分を供給する働きはない。
b ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。
c 角膜と水晶体の間は、房水で満たされ、眼内に一定の圧を生じさせている。
d 遠近の焦点調節は、主に硝子体の厚みを変化させることによって行われている。
- 1(a、b)
- 2(a、d)
- 3(b、c)
- 4(c、d)
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✓ これが正解3(b、c)
解説
夜盲症(b)と房水による眼圧(c)が正しい記述です。
目の構造と働きは、手引きの第2章の感覚器官の項で扱われます。涙液・房水・水晶体などの役割を押さえて判断します。
aは誤りです。涙液には、ゴミや埃などの異物や刺激性の化学物質が目に入ったときに洗い流す働きや、角膜に酸素や栄養分を供給する働き、角膜や結膜で生じた老廃物を洗い流す働きなどがあります。働きはないとしている点が違います。bは正しく、ビタミンAが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じます。ビタミンAは網膜で光を感じる物質の材料になるためです。cも正しく、角膜と水晶体の間は房水という組織液で満たされ、眼内に一定の圧(眼圧)を生じさせています。dは誤りで、遠近の焦点調節は、毛様体の収縮・弛緩によって主に水晶体の厚みを変えることで行われています。硝子体は水晶体の後ろにあるゼリー状の組織です。
したがって、bとcを選ぶ組み合わせが正解です。ピント合わせはレンズにあたる水晶体の厚み、と覚えておくと硝子体との入れ替えに気づけます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):a を正としていますが、涙液には角膜に酸素や栄養分を届ける働きがあるので誤りです。b は正しいものの、a と組み合わせるこの選び方は成り立ちません。
- 2(a、d):a・d はどちらも誤りです。涙液は角膜に酸素や栄養分を供給しますし、遠近の焦点調節で厚みを変えるのは硝子体ではなく水晶体です。
- 4(c、d):c は正しいものの、d は誤りです。毛様体の働きで厚みが変わり、ピントを合わせるのは水晶体であり、硝子体ではありません。
出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問6(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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