平成24年度 春期 午前 問25
マルチメディア
テクスチャマッピングの説明
テクスチャマッピングを説明したものはどれか。
- ア光源からの反射や屈折,透過を計算し描画していく。
- イ光源と物体の形状などに基づいて,表示するときに陰影をつける。
- ウ表示画面からはみ出す箇所をあらかじめ見つけ,表示対象から外す。
- エ物体の表面に画像を貼り付けることによって,表面の質感を表現する。
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✓ これが正解エ物体の表面に画像を貼り付けることによって,表面の質感を表現する。
解説
面に画像を貼って質感を出す手法が当てはまります。
テクスチャマッピングは、語を分けて読むと意味がそのまま出てきます。テクスチャは織り目や手ざわり、マッピングは貼り付けや対応づけのことですので、面に質感を貼るという意味になります。見分けの軸は、その記述が見た目に何かを加える処理なのか、それとも描く量を減らす処理なのか、という一点です。この手法は、多角形でできた平らな面に画像を貼るだけで、木目やれんがや布のように見せます。凹凸をすべて形として作ると計算する量が跳ね上がりますので、形は粗いままにしておいて、表面の見え方だけを画像で補います。設問の選択肢のうち、物体の表面に画像を貼り付けることによって表面の質感を表現する、と述べているものが、この働きそのものに当たります。三次元の描画の用語は、英語を語ごとに割って訳すと意味が取り出せるものが多くあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア光源からの反射や屈折,透過を計算し描画し…:この記述は、光の道筋を一本ずつ追いかけて、反射や屈折や透過を計算していくやり方です。レイトレーシングと呼ばれ、四つの中では計算の負担が最も重くなります。用意した画像を面に当てはめる手法ではありません。
- イ光源と物体の形状などに基づいて,表示する…:この記述は、光源の位置と面の向きから明るさを決めて陰影を付けるやり方で、シェーディングといいます。本物らしく見せる点は共通しますが、元にするのが用意した画像なのか、光と向きなのかが違います。
- ウ表示画面からはみ出す箇所をあらかじめ見つ…:この記述は、画面からはみ出す部分をあらかじめ見つけて、描く対象から外してしまう処理です。見た目に何かを加えるのではなく、描かずに済ませて速くするための処理ですので、質感の表現とは役割が別です。
出典:平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問25
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