平成29年度 秋期 午前Ⅱ 問9
マーケティング
コーズリレーテッドマーケティングの特徴はどれか。
- ア顧客との継続的な取引関係を構築して維持することによって,顧客生涯価値を高め,企業収益に貢献する。
- イ顧客の許可を得てから勧誘や広告活動を行うことによって,顧客との長期的な信頼関係や友好関係の形成を重視する。
- ウ商品の売上の一部をNPO法人に寄付するなど,社会貢献活動を支援する信条をアピールし,販売促進に繋げる。
- エ蓄積された顧客情報を分析することによって,見込み客の特定,的確な提案,顧客の購買促進や顧客のロイヤリティ向上などに役立てる。
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✓ これが正解ウ商品の売上の一部をNPO法人に寄付するなど,社会貢献活動を支援する信条をアピールし,販売促進に繋げる。
解説
売上の一部を寄付するなど社会貢献を販売促進に結び付ける手法です。
コーズリレーテッドマーケティングは、商品が売れるとその売上の一部を NPO 法人などに寄付するといった形で、社会的な課題(コーズ)の解決を支援する姿勢を示し、それを販売促進につなげる手法です。消費者は商品を買うことで社会貢献に参加でき、企業はイメージの向上と売上の増加を同時にねらえます。見分ける軸は、販売促進の材料が社会貢献であるかどうかです。誤答はいずれも、顧客との関係づくりや顧客情報の活用を軸にした手法で、社会的な課題との結び付きは出てきません。寄付や社会貢献という語が手法の中心に来ているかを確かめると判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア顧客との継続的な取引関係を構築して維持す…:顧客と継続的な取引関係を築いて長く付き合い、生涯にわたる価値を高めようとするのは、リレーションシップマーケティングの考え方です。社会貢献を販売促進に使う要素は含まれていません。
- イ顧客の許可を得てから勧誘や広告活動を行う…:顧客の許可を得てから広告や勧誘を行い、信頼関係を重視するのはパーミッションマーケティングの説明です。許可という手順が中心であり、寄付などの社会貢献とは関係がありません。
- エ蓄積された顧客情報を分析することによって…:蓄積した顧客情報を分析して見込み客を見つけ、提案やロイヤリティ向上に役立てるのは、顧客データを活用する CRM 系の手法です。社会的な課題への支援を訴える要素はありません。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成29年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問9
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