令和4年度 北海道 午後 問24
薬事関係法規・制度
要指導医薬品に関する問題
一般用医薬品及び要指導医薬品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 効能効果の表現に関しては、要指導医薬品では通常、診断疾患名で示されているのに対し、一般用医薬品では、一般の生活者が判断できる症状で示されている。
b 検体の採取に身体への直接のリスクを伴う検査薬(例えば、血液を検体とするもの)は、原則として、要指導医薬品に指定される。
c 薬剤師が区域管理者であっても、配置販売業者は要指導医薬品の販売を行うことができない。
d 卸売販売業者は、店舗販売業者に対し、一般用医薬品及び要指導医薬品以外の医薬品を販売してはならない。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 正 正 誤
- 2誤 誤 誤 正
- 3正 正 正 正
- 4正 正 誤 誤
- 5誤 誤 正 正
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✓ これが正解5誤 誤 正 正
解説
cとdが正、効能の比較相手は医療用医薬品、採血する検査薬は認められない
一般用医薬品と要指導医薬品の性格は、手引き第4章の一般用医薬品・要指導医薬品の項と、販売業ごとの取扱いの規定で判断します。
aは誤りです。効能効果を診断疾患名(胃炎、胃・十二指腸潰瘍など)で示すのは医療用医薬品です。一般用医薬品と要指導医薬品は、どちらも一般の生活者が判断できる症状(胃痛、胸やけなど)で示されています。記述は要指導医薬品を医療用医薬品の側に置いている点が違います。bも誤りです。検体の採取に身体への直接のリスクを伴う検査薬(血液を検体とするものなど)は、一般用医薬品としても要指導医薬品としても認められていません。cは正しい記述です。配置販売業者が販売できるのは一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいことなどの基準に適合するものに限られ、区域管理者が薬剤師であっても要指導医薬品は販売できません。dも正しい記述で、卸売販売業者は、店舗販売業者に対して要指導医薬品と一般用医薬品以外の医薬品を販売してはなりません。
したがって、a誤・b誤・c正・d正の組み合わせが正解です。症状で示すか病名で示すかは、要指導・一般用と医療用の境目だと覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1誤 正 正 誤:bを正、dを誤としています。血液を検体とするような検査薬は要指導医薬品にも一般用医薬品にもならず、卸売販売業者から店舗販売業者への販売範囲を述べたdは正しい内容です。
- 2誤 誤 誤 正:cを誤としていますが、配置販売業者が扱えるのは基準に適合した一般用医薬品だけで、薬剤師が区域管理者でも要指導医薬品は販売できません。cは正しい記述です。
- 3正 正 正 正:すべてを正としていますが、効能効果を病名で示すのは医療用医薬品で、採血を伴う検査薬は要指導医薬品にもなりません。aとbは誤りです。
- 4正 正 誤 誤:aとbを正、cとdを誤としていて判定が逆です。要指導医薬品の効能効果も症状で示され、配置販売業者は要指導医薬品を販売できず、卸売の範囲の記述も正しい内容です。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問24(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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