平成23年度 秋期 問47
サービスマネジメント
IT サービスマネジメントのプロセスのうち,インシデントの根本原因を追及し,再発を防止するプロセスはどれか。
- アインシデント管理
- イ変更管理
- ウ問題管理
- エリリース管理
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✓ これが正解ウ問題管理
解説
根を突きとめて繰り返しを防ぐので、掘り下げる段でした。
サービスを回す段は、受け持つ場面で分かれています。障害に応じて早く戻すのが、一つ目でした。根を突きとめて繰り返しを防ぐのが、二つ目です。変更を通してよいかが、三つ目でした。許された変更を本番へ届けるのが、四つ目になります。設問が問うたのは、根を突きとめる段です。これを問題管理と呼びます。だからその語を挙げた肢が当たりました。障害に応じる段の肢は、急ぐ側でした。暫定的な回避策でもよいので、まず使える形に戻します。変えてよいかを判断する肢は、許す側になります。本番へ届ける段を挙げた肢は、配る側でした。三つとも、根を掘り下げる段ではありません。決め手は一語でした。根を見るか、戻すかで分かれます。掘り下げる側に立ちます。シラバスも、この二つをサービスの用語として並べています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アインシデント管理:障害に応じる段が、こちらのほうです。暫定的な回避策でもよいので、まず使える形に戻しました。使う人を早く作業へ返すのが、その狙いです。ところが根を掘り下げる段ではありません。急ぐ側に立ちます。扱う相手が障害でした。
- イ変更管理:変えてよいかを判断する段が、こちらに当たります。影響の大きさを測ってから、進めるかを決めました。入れる前の関門になる、要の段でした。けれども原因を追う段ではありません。許す側に立ちます。見ている先が別です。根そのものは見ていません。
- エリリース管理:本番へ届ける段が、こちらに当たります。許された変更を、実際に配りました。判断した後に置かれる、続きの段になります。ところが根を断つ働きではありません。配る側でした。順も後ろにあります。根には届きません。
この問題の用語
- 問題管理インシデントの未知の根本原因を突き止め、恒久的な対策を出す活動です。決められた時間内に復旧させるインシデント管理とは目的が違います。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- 根本原因表に現れた問題を引き起こしている、大もとの原因のことです。ここを断たない限り、同じ問題が形を変えて繰り返し起きます。
- インシデント管理起きた出来事を受け付け、記録し、元どおりに戻すまでを決まった流れで進めること。原因の追究は別の活動として分けます。
- 変更管理すべての変更を、評価し承認し実施し見直すことを確実にする活動です。未知の原因を突き止めて再発を防ぐ問題管理とは、目的が違います。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問47
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問48:インシデント管理に関する問題(問題管理)
- 令和8年度 問46:問題管理の説明(根本原因)
- 令和7年度 問40:変更管理に関する問題(変更管理)
- 令和7年度 問37:SLAに関する問題(サービスマネジメント)
- 令和5年度 問36:サービスデスクに関する問題(インシデント管理)
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