システム戦略・システム企画

この単元には 25問あります。くり返し出ているものから並べています。

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経営の狙いをシステムに落とし、外から調達して使えるようにするまで

情報システムは、作りたいから作るのではなく経営の狙いから始まります。情報戦略は経営計画と整合を取り、業務のどこをどう変えるかを決めてから、何を作るかの話に移ります。

この進め方を共通の言葉で並べた枠組みが共通フレームです。先頭の企画プロセスでは、経営上のニーズや業務上の課題を明らかにし、それをいつ、どれくらいの費用と体制で実現するかというシステム化計画へ落とします。続く要件定義では、必要な働きを定める機能要件と、性能や可用性など働き以外の非機能要件を固めます。出来上がったものは、業務の場で使えるかを利用部門が確かめる運用テストと、既存の資産を新しい環境へ移せるかを見る移行テストで受け止めます。

外から調達するときは順番があります。まず情報提供依頼書で製品や技術の情報を集め、次に提案依頼書で要件と条件を示して提案を求めます。提案を受け取る前に評価の基準と重み付けを決めておくことが、公正な選定の要です。

業務そのものを外部の専門企業に任せるのがアウトソーシングで、中核ではない業務をまとめて委託する形をBPOと呼びます。任せた後も、委託先が約束どおり動いているかを確かめる責任は委託した側に残ります。

業務のやり方を作り直す言葉も並びます。業務プロセスを抜本的に設計し直すのがBPR、設計と実行と評価を継続的に回して改善し続けるのがBPMです。定型的なパソコン作業をソフトウェアに代行させるのがRPAで、全社で導入するときは対象業務の選び方と管理の体制が要ります。

クラウドは、出来上がったアプリケーションを使うSaaS、開発と実行の土台を借りるPaaS、基盤を借りるIaaSに分かれます。量・多様性・速度で特徴づけられるビッグデータから価値を引き出すのがデータサイエンティストです。デジタル化は、情報をデジタルに置き換えるデジタイゼーション、個別の業務や工程を変えるデジタライゼーション、組織横断で事業やビジネスモデルまで変えるデジタルトランスフォーメーションの段階で区別します。

この単元で出た問題

正解と解説は演習画面で、解答したあとに表示されます。

年度から解く

この単元の問題は 13年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和8年度です。年度から選ぶと、回ごとにまとめて解けます。