第28回(令和7年度)|精神保健福祉士国家試験
この回には 48問あります。
この回の出題の内わけ
この回は 6科目にわたって出ています。いちばん多いのはソーシャルワークの理論と方法(専門)(9問)です。
この回で出た問題
- 問1次のうち,海馬が担う重要な機能として,適切なものを1つ選びなさい。
- 問2次のうち,外因性に分類される精神障害として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問3Aさん(34歳,男性)は,仕事上のストレスを感じていた時期に,友人から「気分転換になる」と誘われ,大麻を使用するようになった。次第に使用頻度が増し,仕事への集中困難や睡眠障害がみられるようになった。ある日,大麻所持中に警察官に職務質問を受け,現行犯で逮捕された。その後,保釈され,再使用を防ぐために薬物依存症治療に対応した精神科病院へ入院し,回復を目的としたプログラムに参加することとなった。プログラム開始時の面接でAさんは「大麻は海外で合法の国もあるし,仕事では成果を出している。問題にすることではない」と話した。
- 問4次のうち,全生活史健忘で障害される認知機能として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問5Aさん(50歳,女性)は,3週間前から抑うつ気分,意欲の低下,集中力の低下,早朝覚醒,食欲低下,易疲労感を認め,好きだったテレビ番組も楽しめなくなった。この状態に苦しみ,精神科クリニックを受診した。
- 問6次の記述のうち,自律訓練法の説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問7次の記述のうち,「令和5年患者調査」(厚生労働省)における精神疾患を有する患者の状況として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問8「精神保健福祉法」において「精神科病院の管理者は,精神障害者を入院させる場合においては,本人の同意に基づいて入院が行われるように努めなければならない」と定められている。次のうち,この入院形態として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問9精神科訪問看護に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
- 問10精神障害にも対応した地域包括ケアシステムに関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問11次のうち,リハビリテーションの観点から4段階の危機モデルを提唱した人物として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問12製造業を営む企業Aでは,近年離職者や休職者が増加し,経営上の課題となっていた。精神保健福祉士の資格を持つ人事担当者は,管理職による個々の従業員の労務・心理的環境の把握に課題があると考え,管理職を対象として従業員のメンタルヘルスの管理向上を目的とした対策を計画した。まず管理職に対し年間を通して複数回の研修を行い,メンタルヘルスに関する全般的知識やコーチング,各種のハラスメントに関する理解の促進を図った。さらに部署ごとに職員全体の業務負荷とバランスを検討し,管理職間で改善策を作成することとした。
- 問13性の多様性に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問14次のうち,精神保健における三次予防の活動に該当するものとして,適切なものを1つ選びなさい。
- 問152歳の男児と1歳の女児を同伴した母親のAさんが夫の飲酒問題を相談するために保健所を訪れ,B精神保健福祉士が相談対応をした。Aさんの訴えは以下のようなものであった。
- 問16次のうち,精神的不調の早期発見と予防につながる,精神保健に関する正しい認識や態度・行動を表す用語として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問17精神保健福祉行政に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問18WHO(世界保健機関)のメンタルヘルス・ギャップ・アクション・プログラム(mhGAP)に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問19ある日,精神科病院に勤務するA精神保健福祉士は,週明けに行われた担当病棟の看護部の申し送りで,3か月前に入院した患者Bさん(30代,男性)の祖父が亡くなったことを知った。Bさんは幼い時に両親が離婚し,その後は母親の実家で育てられ,祖父を大変慕っていた。先週末に母親から病棟スタッフへ電話があり「本来はBも葬儀に参列するべきであるが,祖父が亡くなったことへのショックや,慌ただしい葬儀への立会いの負担が病状に影響を与えるかもしれず,家族としても対応を決めかねている」とのことであった。そこで両者で検討の末,ようやく病状が落ち着いてきたBさんには,今は知らせずに葬儀を執り行うことを決定したとのことであった。申し送りでその報告を聞いたA精神保健福祉士は,家族の気持ちは理解できるものの,一連の対応に何か釈然としないものを感じた。
- 問20次のうち,「精神保健福祉法」の精神障害者の定義に示されているものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問21精神保健福祉の歴史に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問22次のうち,障害者の権利に関する条約の批准に向けた国内法の整備にも関連し,新たに成立した法律として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問23次のうち,リカバリーを論じた際に,「多くの精神障害者は地域で暮らし,働き,愛し,重要な貢献をすることを求めている」旨を主張した人物として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問24次の記述のうち,精神保健福祉士の援助における循環的関係を表すものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問25次の事例を読んで,問題25から問題27までについて答えなさい。
- 問26次の事例を読んで,問題25から問題27までについて答えなさい。
- 問27次の事例を読んで,問題25から問題27までについて答えなさい。
- 問28次のうち,ソーシャルワークにおける「価値」として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問29次の記述のうち,不登校傾向のある中学生に対するスクールソーシャルワーカー(精神保健福祉士)による初回面接時の関わりとして,適切なものを1つ選びなさい。
- 問30次の記述のうち,アルコール依存症者の配偶者の態度変化に関するジャクソンの7段階説の第1段階に当てはまるものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問31次の記述のうち,異なる機関に所属する専門職で構成されるチームの形成期の説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問32次の記述のうち,精神保健福祉士が行うコミュニティワークとして,適切なものを2つ選びなさい。
- 問33震災から数年後のある日,地域活動支援センターを利用しているAさんは「震災の時の避難所は,人の声が途切れないし,人に見られている感じが息苦しかった。中に居られなかったので,車内で過ごした。とても不安で,体調も不安定になった。つらいことを誰にも言えず,我慢するしかなかった」とB精神保健福祉士に話した。後日開催された「協議会」の部会でも,同様の事例が幾つか出ていた。そこでB精神保健福祉士は,精神障害者の災害時避難対策のワーキンググループ設置を提案し,承認された。そして,早速活動を開始した。
- 問34次の事例を読んで,問題34から問題36までについて答えなさい。
- 問35次の事例を読んで,問題34から問題36までについて答えなさい。
- 問36次の事例を読んで,問題34から問題36までについて答えなさい。
- 問37次の記述のうち,精神障害リハビリテーションにおける資源のアセスメントに関する内容として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問38次の記述のうち,IPS(Individual Placement and Support)モデルの特徴として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問392週間前に3度目の入院をしてきたアルコール依存症のAさん(35歳,男性)が,依存症病棟に勤務するB精神保健福祉士に「昨日の依存症プログラムに参加して,今度こそは断酒を頑張ってみようと思っている。今まで仕事のストレスを紛らわすために飲酒を繰り返し,仕事にも支障が出て,何度も会社から注意を受けたがやめられなくて,結局解雇されてしまった。本当に情けない。これまで何度も断酒しようとしては失敗しているから,自分には断酒できないのではないかと不安になる。こんな自分を妻はいつも心配し見守ってくれているが,これ以上妻に心配や迷惑をかけたくない。だから,今度こそは」と話した。そこで後日,B精神保健福祉士は,Aさんの断酒に向けた動機を強化するための面接を行うことにした。
- 問40次の事例を読んで,問題40から問題42までについて答えなさい。
- 問41次の事例を読んで,問題40から問題42までについて答えなさい。
- 問42次の事例を読んで,問題40から問題42までについて答えなさい。
- 問43精神医療審査会に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問44次の記述のうち,「障害者総合支援法」に基づく宿泊型自立訓練に関するものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問45障害基礎年金に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問46次の事例を読んで,問題46から問題48までについて答えなさい。
- 問47次の事例を読んで,問題46から問題48までについて答えなさい。
- 問48次の事例を読んで,問題46から問題48までについて答えなさい。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。